みーたんの一周忌
去年の7月29日、『みーたん』が虹の橋を渡りました。
お外の厳しい環境で、9歳くらいまで頑張って生きた猫さんです。

私が初めてみーたんに会ったのは、2年前の夏。
ジュジュを保護した場所に、みーたんはいました。
猫風邪が酷いのか、エイズを発症したのか、ボロボロの様子で、
もう長く生きられないんだろうな・・・・。
可哀想に・・・・と、思っていました。
(当時の写真はありません。この写真より、もっと酷い状態でした。)

秋になり、ジュジュの容態が安定してきたので、
ジュジュを保護した場所の様子を見に行くと、
みーたんは、まだ頑張って生きていました。
8年間、みーたんに餌やりをしているオジサンもおり、
その方に、世話をされていましたが、
そのオジサンでさえ、触れないし、近づけない、用心深い猫さんでした。

家猫で8歳なら、まだまだ元気なのに、
ノラさんで、8歳は長生きです。
それだけ、お外の環境が苛酷なんだと思います。
側溝の中を住処にし、餌やりさんのご飯で、生きていました。
そして冬になり、
翌年の1月には、この現場のTNRをし、
銀子ママ達を含め、メス猫4匹の避妊手術をしたのに、
私はみーたんの避妊手術はしませんでした。
餌やりさんの「もう何年も、みーたんは子供を産んでいない!」と言う
言葉を信じてしまったから・・・。
みーたんを捕獲する自信もなかったので、妊娠する体ではないと、
思いたかったのかな・・・?

でも、なんと5月にオスカルとユリウスを出産。
死産だったのか、育児放棄だったのか、
育たなかったのか、分かりませんが、
今までも出産を繰り返していたんだと思います。
出産のたびに、栄養を子供にとられ、
ボロボロの体になってしまた『みーたん』
去年の7月、体調も悪そうで、怪我もしており、
必死の思いで捕獲作戦をしました。
みーたん、自分からケージに入りました。

写真は、病院での不安げな『みーたん』です。
本当に予想外でしたが、みーたんは、また妊娠していました。
そして、子宮が破裂しており、仔猫が骨盤に挟まった状態・・・。
手術の麻酔から覚めたのですが、残念ながら、翌朝、力尽きました。
出産間近であったのが、
お腹の中で死んでいた仔猫の大きさで分かりました。
5月に仔猫を出産し、私が仔猫を保護した直後に、
また妊娠したと思われます。

この写真は、みーたんに栄養をつけて、
なんとか避妊手術に耐えれるようにと、
子猫用のご飯を食べさせて、状態が良くなった頃です。
私が知っている『みーたん』は、1年間ですが、2回の妊娠。
もっと若い頃に、避妊手術をすれば、
こんなにボロボロの体にならず、もう少し長生き出来たと思います。
可哀想で餌をあげて下さるのなら、
必ず避妊・去勢をしてあげて下さい。
ノラさんの出産は、母猫も仔猫も過酷です。

この子は、みーたんが産んだオスカル(現、ハナちゃん)です。
餌やりのオジサン、オスカルの写真を見て、
「みーたんの若い頃に、ソックリ!!」と言っていました。
若い頃のみーたんは、近所のノラ猫さんの中で、
飛びぬけて可愛かったそうです。
出産を繰り返さなかったら、美猫の熟女だったのかな・・・?
みーたんは、オスカルを里親さまに届けた翌朝、
虹の橋へ旅立ちました。
助けてあげられなくて、ごめんね、『みーたん』

オスカルは、ハナちゃんとして、里親さま宅で、元気に暮しています。
見事な、ぱっか~~んポーズで寝るハナちゃん

みーたんの記事を書くか、悩みましたが、
忘れない為にも、避妊・去勢の大切さを知ってもらう為にも、
書くことにしました。
楽しい記事でなく、すみません。
そして、上手にまとめる事がまだ出来ません。
避妊・去勢の大切さを伝えていく事が、
みーたんの供養になると思っています。
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じゃあ、またね!!